園の想い・理念
ごあいさつ
子どもたちの未来に
心を寄せて。
「いま」に寄りそい、
「未来」を支えたい。
momなないろでは、子どもたちの「こころ」と「からだ」の育みを第一に、日々の成長に寄り添っています。
日々の保育では、それぞれの年齢に応じた、その子らしい豊かな成長を支えられるように、0歳から6歳までどんなに幼い年齢であっても、一人ひとりの思いを慈しみ、目を合わせ、手を取りながら、心を通わせる関わりを心がけています。
自然に「こころ」で感じ取れる環境を整えること、子どもたち自身の気づきや「こころ」の芽生えを見守り、支えること。ご家庭と成長の様子や変化について共有し、喜びや悩みを分かち合い、対話を重ねていくことを大切にしています。
「食」や「遊び」も、成長を支える大切な時間です。自家農園の無農薬野菜を使ったやさしい給食や、体をのびのびと動かし、自己表現する遊びや運動を通じて、すこやかな「からだ」を育んでいます。
うれしい時もしんどい時も、自分の思いを素直に表現し、他者と対話できる。誰かのせいにする前に自分を省みる。悲しんでいる友だちがいればそっと手を差し出す。友だちのやさしさに気づいた時は心からの感謝を伝えられる。そんな、当たり前のようで当たり前でないことが自然にできれば、人生はきっと豊かになるのではないかと思います。そして、その力を育むのが幼児期です。
だからこそ、一人ひとりの個性を伸ばしながら、子ども同士の社会で心地よく成長できるように。だれかと手を取り合えるように。これから訪れるであろうたくさんの試練に向き合えるように。そして、たくさんの人から愛されるように。
そんな願いを込めて、まっすぐな思いを持ち続ける保育園でありたいと思います。
momなないろ 園長 倉俣真理
「食育」と「こころ」
こころとからだを
育むために
momなないろでは、毎日の食と、
こころの育ちを大切にしています。
「食育」
やさしい食で、からだをつくる
健康な子どもの育ちに大切なのは、やっぱり毎日のごはん。給食はお米(玄米混合)と味噌汁、お肉にお魚、自家農園で採れた季節の無農薬野菜が中心です。おやつにはおにぎりや手作りのパンやケーキ、お芋のお菓子などを提供します。牛乳やヨーグルト・チーズ、市販のお菓子、ジュースは園では提供していません。
栄養や安全の面はもちろん、子どもたちの体調や季節の移り変わりにも心を配りながら、添加物をなるべく取り入れないシンプルでやさしい味付けの食事を届けたいと思っています。
病気に負けない強い体。何事にも真剣に取り組む素直な心。
食は、子どもたちの「こころ」と「からだ」の成長の基本だと考えています。なにより、子どもたちのことを想い、本当に必要なものだけを組み合わせて作った食事はとっても美味しいのです。「お家でも作ってみたいのでレシピを教えてください」というお母さん方のお声を伺うと、とても嬉しくキッチンスタッフと共に喜んでいます。
「こころ」
思いやりが、
まっすぐなこころを育てる。
泣いている友だちがいたら「どうしたの?」と自分から寄り添える。言葉にならない相手の気持ちに気づき、一緒にほほえみ、涙を流し、手を取り合える。そんな風に育ってほしいから。
「思いやり」や「がまんする力」、「あきらめない強さ」、「チャレンジする勇気」。
目に見えない“こころ”は誰かに教わるのではなく、ふと、あふれてくるものです。乳幼児期の他者とのかかわりの中で芽生えた温かく強い心は、その後の成長の過程や大人になってからの人生の豊かさを支える土台となります。
わたしたち保育士も、子どもたちの中に生まれる「やりたい」気持ちを尊重して、ときに見守り、ときに導きながら、心の芽生えをサポートしています。
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【0歳児】
情緒的な結びつきを基本に、
信頼性を育む。 -
【1歳児】
情緒的な結びつきを深めながら、
自発性を育む。 -
【2歳児】
充実感を得ながら、
協同性を育む。
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【3歳児】
自立心を高め、
道徳性を育む。 -
【4歳児】
想像力を豊かに、
自律心を育む。 -
【5歳児】
共感性をベースに、
人間力を育む。
大切にしたい姿
momなないろの子どもたちは、
こんな風に育ちます。